チシオタケ
ハラタケ目・クヌギタケ科・クヌギタケ属
Mycena haematopus

日の落ち始めが早くなった10月下旬、仕事帰りに鬱蒼とした竹林を散策していると広葉樹の朽木から群生しているところを発見。チシオタケ、血潮という物騒な名前とは裏腹に、小豆色でフリルのような縁取りという可愛らしい見た目をしている。
最大の特徴は、傷つけるとまるで血のような液体が滲出すること。見た目とのギャップが惹かれるのか、キノコ好きには結構人気らしい。
各部位を観察する
カサ

- カサ直径15~17mm、中央はあずき色で縁に行くにつれて薄橙色となる。
- 幅広い円錐形で平滑である。
- 殆ど表皮しかなく、ヒダが透けて条線となっている。
- 縁はスカラップ状で、ヒダは見えない。
ヒダ


- 直生でやや疎、白色。
- 連絡脈がある。
柄・断面


- 全長6.8cm×2~3mm、長身かつ細めだが基部に連れてやや太くなる。
- さび色~黒系色で、白色の繊維質を纏っている。
- 柔軟性があり、断面は中空になっている。
04 毒・におい・味など

- 毒:なし
- におい:潰すとやや梅の香り
- 味:無味
- 分泌物:傷つけると暗赤色の水分が滲出する。