タマチョレイタケ目・タマチョレイタケ科・ヒトクチタケ属
Cryptoporus volvatus
説明するまでもなく、普通種で他にない特徴を持つキノコ。幼菌時は孔が開いていないが成菌になると開口し、孔から干した魚や松脂などの臭いを放って昆虫を呼び寄せて胞子を運んでもらうようだ。
また、枯れてから2年目のマツにしか発生しないという説があるので、このキノコが発生しているマツは枯れてから2年目である事が分かるそう。たぶん嘘。枯死から1年以内と記載しているブログもある。
各部位を観察する
子実体
- 上面部分は褐色で光沢がある。時間の経過とともに剥げて白くなっている。
- 下面部分は白色ですり鉢状になっている。時間の経過とともに孔が開く。
- 断面を確認すると中に管孔があることが分かる。