ベニタケ目・ベニタケ科・カラハツタケ属
Lasctarius hatsudake
ポイ捨てされていたキノコだけど形状がよかったので撮影。マツ林に自生しているそうだ。ベニタケ科で青緑色に変色するキノコは近縁種のアカハツタケを除いて他はないので、ヒダの色からしてハツタケで間違いないだろう。
松尾芭蕉や小林一茶などの俳句にも登場するほど、古くから食用として親しまれているそうなので、今シーズンは新鮮なハツタケを採取して食したいものだ。
各部位を観察する
カサ
- 淡紅褐色~淡紫褐色~淡黄褐色などの濃淡による環紋がある。
- 中心部が窪んでいて、縁は内巻いている。
- 落葉がくっついていることから粘性があることが分かる。
- 傷つくと青緑色に変色。
ヒダ
- やや垂生でやや密(枚/1/4)、肉色。
- 傷つくと青緑色に変色。
柄
- 上下同径で中空。繊維状のような模様がある。
- 傷つくと青緑色に変色。