私、きのこんふぉ。

A blog about my mushrooms collection

フウセンタケ属

ハラタケ目・フウセンタケ科・フウセンタケ属

Cortinarius sp.

自信度★★★★★ 2023年10月27日撮影

 緑地の遊歩道沿いにある桜の植樹帯に密集して群生していた。カサ色が褐色で、ヒダや柄が紫色を帯びているフウセンタケ属。形状から判断するとカワムラフウセンタケじゃないか?と早合点してしまいそうだが、傷つけても柄やヒダが濃紫色に変色しなかった。もしかたら見落としていたかもしれない。その点確認したはずだが写真に残していなかったので、次回採取したときの宿題にしておこう。

カワムラフウセンタケとの判別方法

カワムラフウセンタケは、傷つけると濃紫色に変色する!

各部位を観察する

カサ

  • 径5.5~6.5㎝、まんじゅう形~殆ど偏平に開く。
  • 中央が濃いめの褐色、外側ほど淡くなり縁は黄土色。≠紫色
  • 繊維模様で、やや強い粘性を持つ。

ヒダ

  • 上生~離生で密。ヒダ幅3㎜<カサ肉幅5㎜。ヒダ形は並行形。
  • ラベンダーのち色褪せるように茶色みを帯びる。

  • 全長3.5~5.8㎝×1.4~2.1㎝、繊維状。球根形だが全体的に太く短いの分かりにくい。
  • 淡薄藤色で濡れるともづ色になる。弱いが粘性がある。
  • 白いクモの巣状のツバを持つ。
  • 中実のち中空?カサ肉は白色、柄肉は半色。

毒・におい・味など

  • におい:一般的な臭い
  • 味:無味