ハラタケ目・ウラベニガサ科・ウラベニガサ属
Pluteus thomsonii
夏から秋にかけて広葉樹に発生する、カサの隆起したシワが特徴的なキノコ。カサの模様や形は、縁までシワが広がっているもの、網目状のもの、中丘ではなく偏平など個性があるようだ。ただ、隆起したシワと縁周辺の条線、離生した肉色のヒダを兼ね備えているキノコはこれしかないので、同定は容易だった。
各部位を観察する
カサ
- 中央部が突出し、中央部からほぼ放射状に脈のようなシワがある。
- 縁周辺に条線がある。
ヒダ
- 肉色でやや密(15枚/1/4)。離生。
柄
- 繊維状、粉状にささくれている。中実。