チャワンタケ目・ノボリリュウ科・ノボリリュウ属
Helvella macropus
6月上旬、近場の緑地で木々に囲まれた湿潤な地面に群生していた。頭部が茶碗形のままで柄の長いノボリリュウ属は本種のみなので同定は容易。図鑑によると腐朽した木にも生えるそうだ(むしろこちらが正規か)。
各部位を観察する
頭部
- 径2㎝、茶碗形のち一部分が反転する。
- 内外ともに白鼠色で、外側に微毛が密集している。
柄
- 柄4~8㎝×0.2~0.3㎝、細長くほぼ上下同径。全体が微毛に覆われている。
- 表面は灰白色。ただ下部はやや褐色を帯びている。
- 中実