アカヤマドリ

イグチ目・イグチ科・ヤマイグチ属

Leccinum extremiorientale

自信度★★★★★　2023年07月16日撮影

　小柿の野外活動センターで撮影したイグチ3種の1つ。橙色で目立つ上に径160㎜×高160㎜と大型で佇まいは圧巻であった。もつとずっしりと重く海外のキノコを採取したような錯覚を覚えた。
　管孔が凸凹しているものの、橙色で縁がひび割れている点・柄が細点に覆われている点などアカヤマドリの特徴と合致しているので間違いないだろう。

 

各部位を観察する

 

01カサ

• 径160㎜、ほとんど平らに開いている。
• 橙色系で、ビロードのような触感がある。
• 縁周辺が裂けて菊状になるか、ひび割れている。
• 縁が管孔よりも突出している。

管孔

• 離生で密。ヒダ幅15㎜、黄色。
• 胞子紋はオリーブ褐色。
• 凹凸が激しい。

柄

• 全長160㎜×45㎜、上下同径。
• 表面は黄色～淡黄色。
• 橙色の細点状～細鱗片に密で覆われている。
• 中実。肉厚でかたく、白色。わずかに淡紅色～淡紫色に変色するらしい？