イグチ目・クリイロイグチ科・クリイロイグチ属?
Gyroporus sp.
小柿の野外活動センターで撮影したイグチ3種の1つ。広葉樹と針葉樹が混交した山道に単生していた。カサと柄が栗色と地味めだが、管孔の縁が褐色に変色していることが同定のポイントになりそう。管孔の切断面もやや褐色を帯びている。当時の記録には変色無しとなっているがどうだろうか。カサのテカリも気になるところ、粘性があったのかもしれないなぁ。
各部位を観察する
カサ
- 径45㎜、平たいまんじゅう形。
- 栗色で、表面はビロード状。
- 縁が先鋭。
- 細かくひび割れているように見える?
ヒダ
- 離生orやや湾生でやや密。ヒダ幅〇㎜、白色。
- 柄付近の陥没が広く浅い。
- 縁が褐色に変色している箇所がある。
- 断面はやや褐色を帯びている。変色?
柄
- 全長85㎜×7~11㎜、網目状で棍棒形。
- カサと同色。中心部が濃く、上下はやや薄まる。基部は淡色。
- 中実で強靭。肉は白色で変色無し。
- 光沢がある。細点状?